タクシー in マニラ
写真はTAYTAY(タイタイ)というフィリピンのパラワン島の港町です。
船から山を見るとハリウッドサインのようなタイタイサインが・・・!
今回の旅行はこのパラワン島のタイタイから船に乗って離島に行ったのでした。
マニラ国際空港の国内線に乗り、エルニド 空港へ。そこから車で70分ほどでこのタイタイまで来れます。
さて、このタイタイに来る前にマニラ空港近くのホテルに一泊し、次の朝ホテルから国内線ターミナルまでそこそこの距離を移動するのですが、まあタクシー乗れば良いよねぐらいで考えていました。
ホテルのコンシェルジュにタクシーで何分ぐらい?と聞いたところ10分程度とのこと。ただし、路上でタクシーに乗ると危ないので、ホテルの送迎(割高)サービスを使った方がいいと言われました。
なんでもマニラではぼったくりタクシーが横行しているとのことで、その辺でタクシーを呼び止めるのはやめた方が良いのだとか。
その場は一先ずホテルの言う通りにしたのだが、マニラではGrabというスマホで呼べるタクシーのサービスが普及しており、それだとぼったくられないということなので、帰りに二回タクシーに乗る機会があったので使ってみることに。
Uberみたいな感じのサービス。
アプリで行き先を設定すると近くを走っているGrab対応の車を呼んで、到着するとスマホが教えてくれる。運賃は乗る前に(というか行き先を決めた時点で)決まっています。運転中は、アプリ上で地図が見れて、今どの辺を走っているかがわかります。支払いは現金か、事前に登録しておいたクレジットカードです。クレジットカード払いであればアプリ経由で支払うのでその場でやり取りは発生せず、降りてさよならするだけです。これは便利。
降車後ドライバーの評価をするので、ぼったくられる心配もありませんし、怪しいドライバーは事前に評価を見てわかります。
実際使って色々ノウハウがあったのでここで共有したい。
まず前提として私はモバイルWifiもSIMカードも持っていない!ということ。空港およびホテルの無料WiFi頼りです。
結果から言うとそれでもなんとかなった。
まずマニラ空港国内線から市内のホテルまで移動。夜だったので一般タクシーはぼったくり率が上がってそうで不安。なんとしてもGrabでタクシーに乗らねば。
Grabアプリは事前にインストールできてはいたものの、クレジットカードの登録もできていない状態。(Grabがサービスを行っているエリアに行かないとクレジットカードの登録ができない!)
人でごった返す国内線到着エリア付近で、空港Wifiも無料のが見つからない!どうしよう・・・!と軽く混乱状態に。
困っていると、日本人のおじさんが話しかけてきた。この前タクシー乗ったら10倍ぐらいの値段をぼったくられてさ、本当に腹立ったよ!Grabが安全だからね、Grab使いなよ、とさらにGrabプレッシャーをかけられる。
どうしよどうしよと絶好のぼったくりのカモであった我々を救ってくれたのは「Grabカウンター」なる素敵なサービスでした。
このカウンターにスマホを持ったお兄さんがいて、代わりにGrabのタクシーを呼んでくれるのです。
なんて素敵なサービス。Grab大好き。
行き先を伝えると、金額を教えてくれて、呼んだ車のナンバーが書かれた紙切れを渡されます。後はその車を待つだけ。5分ほどで車は到着。ホテルまで15分ぐらいだったかな、夜で多少不安でしたが、無事ホテルまで送り届けてくれました。
よかったー。
そして2回目。ホテルから帰りの飛行機に乗るため空港へ。
ホテルのちゃんとしたWifiで、まずはクレジットカードの登録を済ませる。
でもホテルを出たらスマホはオフラインになってしまう。果たして大丈夫なのだろうか、という不安を持ちつつGrabカーを呼び出す。
ホテルにGrabカー到着。出発。オフラインに。
Grabアプリ上で地図が見れます。オフラインでもGPSで現在位置がわかる!
空港に到着し、降車。荷物を下ろして、そのままじゃあねーって笑顔で見送ってくれた運転手さん、いかつい顔して優しかった。
降車時もオフラインのままで大丈夫だった。(ドライバーの評価は後でも良い見たい。)
よかったー。
ということで無事、この旅ではぼったくられずに済んだ。
Grabを使う上でのポイントをまとめておくと
①クレジットカード登録はサービス圏内でないとできない
②インターネットにつなぐのは車を呼ぶときだけでも大丈夫
③空港などではGrabカウンターを探そう
市内のショッピングモールの周りにもGrabカウンターがありましたよ。
インターネットは、まあ常時接続できた方が安心度は上がりますね。
ということで、マニラでタクシーに乗ろうと思っている方は、ぜひ気軽にGrabアプリを試してみてください。